西洋の城などに設置された螺旋(らせん)階段は、
右回りに登って行く構造になっている。
城も基本的には防衛のための要塞。
下から右回りに攻め上がってくる敵兵は、たいてい右手に剣を持っているため、
上から防戦する側は右手が広く使えるため剣さばきが有利となる。
また、世界の歩行者は、とりたてて規則がないと左側通行をするという。
この現象は、人と人がすれ違うときに心臓のある方を守るため、
左側通行をするのだろうと考えられている。
歩くときが左側通行なら、車に乗っても左側通行するのが普通と考えられる。
そうなると右ハンドルが当たり前だ
電動桌と考えて良さそうなものだが、
イギリス系統が右ハンドル。
ヨーロッパ大陸は左ハンドルになっている。
この右側通行を決めたのは、ナポレオンだという話がある。
彼は左利きのため、騎乗して相手を倒すために左側通行を常としていた。
ナポレオンがヨーロッパ全土に、そういった基準を作ったところから、
大陸側は、左側通行することになった。
ナポレオンと言えば、
実際のフランス語の言葉は”impossible n'est pas français”
(不可能という言葉はフランス語ではない)。
この言葉は、今でも、すぐにフランス人の口をついて出てくる言葉。
このナポレオン、まだまだ様々な語録を残している。
彼らしい言葉は、
「人間をよりよく支配するためには、人間の美徳より悪徳に媚びるのが良い」
などという彼が実際的な人間であったことを物語っている。
「成功こそすべて」という含蓄深い言葉も残している。
W杯サッカー日本代表は、予選敗退となってしまったが、
こうなってしまうと、何も言うことが出来ない。
まさに、
「成功こそ、すべて」